ここで取り上げているテントを購入すれば、多少の不満はあっても
買ったことを後悔することはないはずです。
●コールマンコンパクトツーリングテントEX
コールマンのソロキャンプ向けのテントです。前室が大きく取られていて、
室内が狭くて荷物が置けないことを感じさせません。
年に1、2回、1週間前後のアウトドアならコストパフォーマンスに優れた
このテントはお薦めです。3.5kgとやや重いです。
設営は思ったほど難しくなく、平均15分で完成します!
肝心の前室は、グランドシートを使うことで最高のパフォーマンスを発揮しますね!
荷物は置けるし、雨天時は煮炊きも出来ます!
かろうじてなんていうものではなく
晴天でも、両サイドを全開にしてキャノピーを立てれば、
昼寝するにも、一人宴会も、夜長の読書もなんでもござれです!
おまけに、コンパクトツーリングの名前どおり、梱包時は意外なほど小さくなります。
私は、あまり休みが取れないので近場で、まったりキャンプが定番です。
そんな使い方の場合、最高に良い一品だと思います!
ロングキャンプでは、もっとコンパクトなテントが必要かと思いますが
必要にして十分な装備です!

<利点>
・3シーズン(特に暑い時)は3方向開くので、風通しが結構よい。
・とにかく前室に荷物が大量に置ける。4泊5日のキャンプでは
前室に荷物を置いて、かつ調理もできる。雨の時は非常に便利。
・高さがあるので、着替えに問題なし。
・ポールがジュラルミンのため、畳みやすい。
・ポールをはめる穴があらかじめテントにあり、一人で張るときに非常に楽。
・パック時のサイズは、それほど大きくない(コールマンSTより少し大きい程度)
<欠点>
・高さがあるので、風に弱い。
(とはいえ、風速10m以上でなければ、適切にペグダウンしていれば問題なし)
・冬場は風が吹くと寒い。(3シーズン用なのでまあ、仕様がありません)
・重い。バックパッキングなど担ぐには少々難あり。
・床が薄い(グラウンドシートをあらかじめ敷いておくとよい)
・場所をとるので、狭いキャンプ場では使用しない方がよい。
荷物が多くなる人、重量はあまり重視しない場合でかつ一人一張りしたい人には、
良いテント。
また、一カ所で何泊もするには便利。
一人で快適なキャンプしたい人向けだと思います。
また、キャンプ初心者で、それほどハードなアウトドアでなく、
安売りテントからワンランクアップしたい入門用と思います。
●コールマンコンパクトツーリングテントST
1人から2人用のテントですが、ソロキャンプには十分な広さを持っています。
ベンチレーションに優れているので、夏場には威力を発揮しますが、
風通しが良すぎて晩秋から冬、初春にかけてのキャンプには使えません。
が、キャンプが暖かな季節のスポーツなので、この点はあまり気にならないでしょう。
むしろ寝苦しい夜に他のキャンパーがテントから出てきている時に、一人熟睡できると思います。
年に1、2回、1週間前後のキャンプで夏など暑い季節に主にキャンプにいくなら、
コストパフォーマンスに優れたこのテントはお薦めです。3.5kgとやや重いですが、
収納袋が優れているのでパッキングにはかさばりません。

インナーテントはフックの吊り下げ式、フライはマジックテープで容易に設営できます。
210cm*120cmのサイズは二人使用には多少窮屈ですが荷物を前室におけば大丈夫でした。
前面背面ともにメッシュにできます。
天井部にはベンチレーションがあるので湿気がこもらず結露しにくくなっています。
フライのファスナー部には重ねがあり防水性が高めてあります。
収納バックにコンプレッションベルトがあり、撤収収納時にはよりコンパクトにできます。
なによりも、このテントはコストパフォーマンス大です。

2011カタログをみると「コンパクトツーリングテントST」はなくなり、
「ツーリングドームST」と進化したようです。
フライの入り口の形状が変わりましたが、基本的な部屋のサイズは同じみたいです。
収納サイズと重さが少し増えたようです。